
広島国際学院は、令和9年11月1日をもって、創立100周年という大きな節目を迎えます。
この長きにわたる歴史を刻むことができましたのは、地域の皆様をはじめ、卒業生、保護者、教職員、そして関係各位の皆様からの温かいご支援とご協力の賜物であり、心より感謝申し上げます。
本学院は、昭和2年に鶴虎太郎により、「愛は教育なり」の精神のもと創立されました。以来、幾多の困難を乗り越えながらも、「人間力を育て、社会に貢献する人材の育成」という使命のもと、教育活動に力を注いでまいりました。

理事長・総長 森崎 恒夫
戦後の復興期、高度経済成長、そして情報化・国際化が進展する現代に至るまで、常に時代の変化に応じつつも、創立者の理念を大切にしながら、一歩一歩着実に歩みを進めてまいりました。これまで本学院を巣立った多くの卒業生が、地域や国内外のさまざまな分野で活躍していることは、私たちの誇りであり、教育の成果を示す何よりの証です。
しかしながら、現在の社会は、少子化、地球環境問題、急速なテクノロジーの進展など、複雑かつ予測困難な時代を迎えています。このような時代だからこそ、本学院は、「人としての芯を持ち、他者と共に未来を創る力」を育む教育を、これまで以上に大切にしてまいります。
創立100周年を目前に控えた今、改めて創立者の志を胸に刻み、次の100年を見据え、未来を担う若者たちの育成に一層の力を注いでまいります。
今後とも、変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。